英検1級道場ーAI時代に英語を勉強することの意味について考えてみました

山中昇

山中昇

テーマ:道場のレッスンはこんな感じです



最近たびたびレッスンで下記のような話をしています。
「直訳はしないでください。要するに、ここからここまで何が書いてありましたか?説明してください」

すぐに要領よく主旨を説明できる人と、いつの間にか全訳モードになってしまう人がいます。
全訳モードになる人には、このように伝えています。

「英単語を単純に日本語に直すだけの人は、これからの世の中では不要になります。
置き換えるだけなら、今の技術でもGoogle翻訳の方がもっと優秀です。
これからは、さらに進歩していくでしょう」

これから求めらられる英語学習者は、例えば、相手が小学1年生であれば、1年生がわかる言葉で説明できる人です。
技術的な内容であっても、専門用語などを使わず、相手に合わせて伝えられる人が求められています。
それができない人は、通訳として通用しません。

パソコンに向かって日本語で話せば、自動的にAIが英語に直してタイピングし、プリントアウトしてくれます。

こうなると、人間はAIがやった仕事を点検して、不適切な点を修正する力が必要となります
つまりは、AIをはるかに上回る力が求められます。

AIが進歩すればするほど、私たちも英語力を高めなくてはいけないということです。
AIと同レベルの仕事しかできない人は、英語を勉強していても仕事として従事することはできません。

私たちは今、そのような時代に生きています。

デジタル化が進んだ先には、真に人間的な対応ができる高度なアナログの世界が求められる、と言えるかもしれません。

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山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算87回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

山中昇プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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