英検1級道場ーラマダンーイスラムの断食月についての英文記事です

山中昇

山中昇

テーマ:その他、番外

ふとした会話からラマダンのことを思い出し、これを書いています。



The Japan Timesが出している記事の中に、AP通信から引用した英文があります。
タイトルは、Foreign Residents Open their Kitchen。
TADAKUというオンラインマッチングサイトがあります。

日本在住の外国人たちが自宅のキッチンで、お国自慢の料理を作ったり、話したりする中で、文化交流をはかるという試みです。
生徒は日本人。
200人以上の登録者(料理を教える外国人)があるようです。

その記事では、トルコ人女性が4人の日本人客を迎えたときの様子が紹介されています。
盛り上がった頃に、日本人の1人がラマダンについての質問をします。

「1か月も断食をしたら、たいへんなのではないですか?」

Ispurさんというホストはこう答えます。

”I gain some weight during RAMADAN period, because I eat big meals every night."

おそらく日本人の大半は、敬虔なイスラム教徒は、1か月間飲まず食わずでやせ細るのでは、と思っているでしょう。

ラマダンでは、日中(太陽が昇ってから沈むまで)は一切飲み食いしないということであり、それ以外の時間は自由です。

イスラム教は、砂漠地帯の厳しい環境で生まれました。
水や食べ物を得るのが難しく、それらを口にできることは神の恵みと考えられるのでしょう。
まさに、「有難い」ということです。

日本は、水は豊富。食べ物も海の幸、山の幸を四季を通じて味わうことができます。
ラマダンをする、断食をする、積極的な理由がありません。

神道では、穀物や食物を神前に供えて感謝します。
断食は「外来」の宗教である仏教の修行です。

自然環境に恵まれた日本に生まれたことを改めて感謝しているところです。

ちなみに、退職後に暮らしたい国の第2位は日本だそうです(1位はカナダ)。

私は旅が好きで日本全国を訪ねていますが、納得できるランキングです。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算87回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

山中昇プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

自ら英検1級合格を続ける英語指導者

山中昇プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼