英検1級道場-2015-3英検1級単語問題の研究-傾向と対策
英検1級単語問題の中で、havocに関して、下記の2つの用例があります。
英検1級 2007-1
(15) Violent snowstorms played ( ) with the mountaineers' schedule. They finally reached the summit two days later than originally planned.
1 levity 2 havoc 3 mirage 4 specter
英検1級 2009-1
(11) A virus ( ) havoc with the national bank's computer network yesterday.
All online banking services were down for almost 24 hours.
1 fazed 2 dissipated 3 wreaked 4 jilted
havocという単語に対して、
played havoc
wreaked havoc
2つの動詞を使っています。
意味は、「悪さをする」「被害を与える」など。
havocだけ覚えても、使えません。
wreak havoc または、play havoc という塊で覚えてこそ、英語として使うことができます。
単語は塊で覚える。
単語は、短い例文で覚える
これを徹底することが大事です。
長文読解は、短い文章のつながりです。
つまり、短い用例で単語と文章をしっかりと理解することが、長文の読解力をつけるための基礎になります。
単語問題と聞くと嫌になりますが、読解力向上のための足腰を鍛えると考えれば、勉強が楽しくなります。
英検が単語問題(短い用例)を大問1として、最初に出題し、読解を大問2として次の問題としているのは、たいへん意味のあることです。