英検一級道場ー英検1級単語問題ーhavocの使い方

山中昇

山中昇

テーマ:単語力向上のために


英検1級単語問題の中で、havocに関して、下記の2つの用例があります。

英検1級 2007-1

(15) Violent snowstorms played ( ) with the mountaineers' schedule. They finally reached the summit two days later than originally planned.

1 levity 2 havoc 3 mirage 4 specter


英検1級 2009-1

(11) A virus ( ) havoc with the national bank's computer network yesterday.

All online banking services were down for almost 24 hours. 

1 fazed 2 dissipated 3 wreaked 4 jilted


havocという単語に対して、
played havoc
wreaked havoc

2つの動詞を使っています。
意味は、「悪さをする」「被害を与える」など。

havocだけ覚えても、使えません。
wreak havoc または、play havoc という塊で覚えてこそ、英語として使うことができます。

単語は塊で覚える。

単語は、短い例文で覚える

これを徹底することが大事です。
長文読解は、短い文章のつながりです。
つまり、短い用例で単語と文章をしっかりと理解することが、長文の読解力をつけるための基礎になります。

単語問題と聞くと嫌になりますが、読解力向上のための足腰を鍛えると考えれば、勉強が楽しくなります。

英検が単語問題(短い用例)を大問1として、最初に出題し、読解を大問2として次の問題としているのは、たいへん意味のあることです。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算87回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

山中昇プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

自ら英検1級合格を続ける英語指導者

山中昇プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼