英検1級道場-天国の伴侶と共に今日の英検1級2次面接を受けてきました
アメリカは宗教国家です。わざとセンセーショナルに書きました。
少し前になりますが、アメリカのバイデン新大統領が大統領就任の宣誓式に、先祖代々伝わるフランス製の聖書を持参し、その上に手を乗せて宣誓をするという報道を見ました。
ほとんどの人はそのまま、「ああそうか」と通り過ぎると思うのですが、私は日ごろから思っている疑問への答えを更に確信しました。
それはアメリカは明らかに宗教国家、キリスト教国家という事実です。
政教分離原則がやかましい日本では、絶対にあり得ないことです。
菅首相が、仮に熱心な仏教徒であってもお経の上に手を置いて宣誓などしません。
誰か首相がいたとして、その人が熱心なクリスチャンだとしてもこんなことはあり得ません。
でも、日本国憲法の政教分離原則を徹底する条文の下書きをしたアメリカは、違うのです
ちなみにアメリカでは、大統領の演説はほとんどの場合に God Bless America で終わります。
”神のご加護がありますように”
これに対して、何の問題も起こりません。これも、アメリカが政教一致の国であるという決定的な証拠です。
繰り返しになりますが、政教分離のやかましい日本ではこんなことを言うと即刻、内閣総辞職になります。
日本とアメリカは宗教という扱いがこんなにも違うのです。
一つ明確にしなければならないことがあります。
それは信教の自由原則に照らして、菅さんが熱心なクリスチャンであっても創価学会員であっても一向にかまわないということです。
これは公明党の存在を見れば明らかです。
知っている限りでは、公明党の議員は全員創価学会員です。でも日蓮大聖人の教えを信奉することと、国会議員になる資格は矛盾しないのです。
問題となるのは、公明党が創価学会員に対してだけ政治的、経済的利益を与えるような活動をすれば政教分離原則違反で罰せられるということです。
私たち英語を学ぶ者にとって、キリスト教というものの存在を忘れてはならないと思います。
英文の中には、キリスト教に関する記述が多数でてきます。
特に多いのは、旧約聖書の創世記に関する記述です。
アダムとイブの物語やノアの箱舟なども出てきます。
日本人は宗教音痴と言われますが、私たちは英語を学ぶ時にキリスト教としっかり対面する必要があります。