,英検1級道場-直前の申し込みあり、試験まで5回連続で受講
最近基礎からやり直すという点で、いくつも記事を書いています。
今日もその点について書きます。
この1週間、1級合格を目指す受講者に対して2級の読解問題を使い、重箱の隅をつつくように隅から隅まで徹底的に基礎に立ち返って読解問題に取り組んでいます。
私は次の5つの観点で受講生の理解を確認し、理解が不十分な場合は基礎固めをします。
1.S+V+O を確実におさえる
当たり前のことですが、また恐るべき事実として(これは決して大げさな表現ではなく)英文はすべて S+V+O で成り立っています。関連する余計な文章が入っている長い文章であっても、核となる部分は例外なく S+V+O です。
2.that を理解する(that の用法は4つあります。詳しいことは省きますが)
400字程度の文章でも 10-20 個程度の that が出てきます。関係代名詞、同格、接続詞、指示代名詞のどれかで文章が構成されていることに気がつきます。この thatをしっかりと理解することで、文章の構成がわかります。
3.代名詞(they, that, it, its, those, them,...)などが前の文章のどこのことをいっているのか一つ一つ丁寧におさえていきます。
こうしないと迷子になってしまうのです。
4.分詞構文を理解する
詳しい解説は省きますが、高校2年で習うこの文章スタイルを好むライターが結構いて、このスタイルをマスターすると英文解釈が随分樂になります。
5.この紙面で度々書いていますが、英語と日本語は語順を始めとして、発想法、物の見方考え方がかなり違うので、英語のロジックを理解する必要があります。
この5つの観点で読み解いていけば、必ず英文を完璧に理解することができます。
英検1級合格を目指す高度な英語力をお持ちの受講者も、このような観点でレッスンしていくと抜けや誤解が多数あることに気がつきます。
このような学習方法に興味がある方は、声をかけてください。
私とマンツーマンで勉強し、ニューヨークタイムズなども平気で読めるようになってみませんか。
ニューヨークタイムズや1級の読解問題などはアイススケートに例えると4回転ジャンプです。
準1級は3回転ジャンプ、2級は2回転ジャンプです。
当たり前ですが、2回転が不安定な人は3回転・4回転ができるわけがありません。
英検1級道場では、この当たり前の事実を基にして基礎から鍛え直していきます。
遠回りに見えて、結局これが上達のための早道なのです。
12月に入って新しい受講者がさらに増え、1月一杯までほぼ予約が埋まってきています。
あなたも1級やニューヨークタイムズなどの英文を隅から隅まで読んで理解できるレベルを目指して取り組んでみませんか。