英検1級道場-1級はやはり準1級よりかなり難しい

山中昇

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テーマ:英検1次試験に関する情報



最近、1級合格を目指して勉強中の受講生6人に、英検準1級短文集(英検大問1の単語問題)の2009-1から2020-1まで850問を問いてもらっています。だいたい4時間ぐらいかかります。

6人中、一番成績がよかった人は、不正解率15%(自信はなかったが、なんとなく当たってしまったものも含む)一番成績が悪かった人は、不正解率40%でした。
受講生には、出来なかった問題を完璧に理解し、今やったら100点取れるようにハッパをかけました。

この6人が、今英検1級の短文集に取り掛かっています。その一部である350問を終わった段階での中間報告では、不正解率は準1級の2倍ぐらいあります。すなわち、1級の単語問題攻略のためには、準1級を8割以上確実に解けるレベルまで向上させておくことがカギとなります。

スポーツでも、様々な分野での技量はみなそうですが、ひとつ下のレベルがしっかりしていないと上のレベルにいけません。
英検1級は、例えていえば、フィギュアスケートでいえば、4回転ジャンプです。準1級は3回転ジャンプです。

3回転ジャンプが不安定な人は、4回転ジャンプができるわけがありません。
3回転ジャンプが安定してできるようになったら、4回転ジャンプもいつの間にか出来るようになっています。

英検1級も同じことです。英検準1級が、安定したレベルになれば、その延長上に1級合格も見えてきます。
ですから、英検1級道場では、準1級に合格し、1級を狙う受講生にまず準1級の基礎固めをお願いしています。

幸いなことに全員、このことに納得して、必死に取り組んでいます。

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山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算87回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

山中昇プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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