英検1級道場ー英検1級に合格するために必要なこと

山中昇

山中昇

英検1級に合格すべく受講しておられる方の実情をシェアします

ここで言いたいことは、この人は、1級に合格できないのではなく、準1級レベルが不安定なまま1級に挑戦しようとしているのだという事実です

フィギュアスケートに例えると、私のところへ「4回転ジャンプがどうしてもできない」と言ってかけこんでくるお客様がいらっしゃいます。3回転ジャンプをやってもらうと、2回に1回は尻もちをつき、全体の動作が不安定です。一方で2回転ジャンプは上手に、安定してできる。
そんなお客様です

最近、いくつかチェックし、お客様にも現状と取り組むべき課題を納得いただきました。

■準1級リスニング2019-1で実力チェック 
パート① 正解8/12(67%) 
パート② 正解7/12(58%)

→準1級レベルのリスニングと設問読解を鍛えなおす必要がある:7割が合格点

■2級リスニング2020-1で実力チェック 
正解 26/30

→2級レベルのリスニングと設問読解は達している

まとめ
リスニングをフィギュアスケートに例えると、2回転はほぼ完璧、3回転は半分程度、4回転は歯が立たない状況

■準1級短文集(単語問題過去問を集めたもの)で理解度チェック
2009-1~2011-1の中から 計42問 音読/正解選択
 15秒以内に答えられなかった 18
 答えられたが不正解 5
 正解できた 19

これから推測すると、準1級の単語問題の正解率は半分に満たない
また、発音ミスが7か所あった

短い基本例文の理解度を向上させることが学習のカギになる ☚長文読解/リスニングの基礎

因みに1級は準1級の5割くらい難しい
当座、2009-1から2020-1までの短文集が8-9割の正答率になるまで練習
これが終わったら、1級の短文集1500問と格闘します

こうした取り組みに興味がある方は英検1級道場に声をかけてください
鍛えますよ!

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算87回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

山中昇プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

自ら英検1級合格を続ける英語指導者

山中昇プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼