英検1級道場-受講者と昼食しながら懇談しました
英語は発想が日本語とは全く異なります
このことは誰でも、学校で習って知っているのですが、それを如実に反映する典型的な例があったので紹介します
日本人の「顧客サービス」のすばらしさの背景にあるものを研究した、ある記事の一部を引用します
下記の記事は、アメリカンエクスプレスが、各国で(カナダ、香港、インド、イタリア、日本、メキシコ、シンガポール、イギリス、アメリカ)、それぞれ1000人の顧客から顧客サービスに期待する基準を聞いたアンケート結果ですが、
後半の【 】内の英文に注目ください
これは、要するに、「悪いサービスを何回受けたら取引をやめてほかの会社(店、レストランなども含む)に行くか」という問いです
ところが、英語では、直訳するとこうなります
研究者たちは参加者に聞きました、
彼らの将来の(あなたが将来)ビジネスをどこかほかでとる前(まで)に(ほかの会社に乗り換えるまでに)、悪いサービスを何回経験せねばならないか?
日本語ではこの発想はありません
before の使い方がポイントです
話の筋が日本語と英語では逆なのです
ですから、一見簡単なように見えて、ほとんど全員がこの箇所で戸惑うのです!
英語と日本語は語順がほぼ逆なので、この話はそれほど不思議ではないのですが、改めてこういう文章に接すると、そのことの意味を体感することができます
つまり、英語(外国語)の学習のポイントは、発想を含めた違いを認識することが大事です
単語と文法を知っていれば理解できるというものではないことを知ることが大事です
American Express International recently conducted a survey, collecting responses from 1,000 people each in Canada, Hong Kong, India, Italy, Japan, Mexico, Singapore, the U.K., and the U.S. regarding their customer service expectations.
【 Specifically, researchers asked the participants how many times they'd have to experience poor customer service from a company before taking their future business elsewhere, which produced some startling data in the strictest category.】
http://blogs.yahoo.co.jp/recoveryfromcancer2014←これが私のエネルギーの源泉です