英検1級道場-戦い済んで、日が暮れて(46回目) 2016-2英検1級1次試験と格闘
英作文が合否のかぎであることを数字で証明します
別のコラムで紹介済みですが、1級に関するデータのトップ8人だけを切り取って、英検1級合格のカギは英作文の得点にあるという事実を示します
*準1級もまったく同じ傾向です
http://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/4421/→この記事もご覧ください
■1級:合格点2028
R L W 計
(35/41)709/(24/27)737/(26/32)688 (84/100)2134 G1+5
(24/41)656/(19/27)679/(30/32)757 (73/100)2092 G1+4 英作文が予想外の得点で合格でした!
(29/41)680/(14/27)641/(29/32)735 (72/100)2056 G1+2 英作文が予想外の得点で合格でした!
(23/41)652/(17/27)663/(28/32)718 (68/100)2033 G1+1 英作文が予想外の得点で合格してしまった!
(25/41)661/(16/27)655/(27/32)703 (68/100)2019 G1-1
(28/41)675/(14/27)641/(26/32)688 (68/100)2004 G1-1
(33/41)703/(20/27)688/(20/32)610 (73/100)2001 G1-2
(30/41)685/(16/27)655/(24/32)660 (70/100)2000 G1-2
見てわかるように、同じ68点の得点でも英作文が28点の人は合格、27点と26点は不合格になっています
また、総合得点が73点の人が、英作文の点数が低かったために不合格になり、68点の人が予想外に英作文の得点が高かったために思いもよらぬ合格になっています
これは、英作文は得点が1点違うだけで偏差値CSEが15点も跳ね上がるからです
一方、Rでは1点の違いが偏差値では5点、6点、Lでは7点、8点しか変化しないという事実に原因があります
W英作文で比較すると、同じ26点でも (84/100)2134 G1+5 の人と (68/100)2004 G1-1の人はRとL合計で17点の差があります
これは、英作文が26以上行かない人は単語・読解・リスニングで頑張る必要があるということです
R・L・Wをバランスよく得点する必要がありますが、W英作文が予想外に高ければ合格してしまうという事実を知っておきましょう
そして、英作文の点数については納得できないことが多く、どちらかというと、読解力や単語力がしっかりしていて、内容も高度な概念を含む作品は評価が低く、「小学生が書くような作文しかできなかったけど、26点や28点をもらった」という声が多く聞かれることも事実です