英検1級道場-"result in" と "lead to"の使い方の違いについて
通訳案内士試験が真近に迫り、受講生が最後の仕上げに取り組んでいる
無料で送られてくる(今は亡き)某英語学校の「社会科まとめシート」の活用をしていることは前回示したが、今日は、日本の歴史は周年単位で、大づかみに、「鳥の目」で理解することが効率的だという話をしたい
箇条書きにする
・今年は2014年、100年前の1914年は東京駅開業、第一次世界大戦勃発の年だ
・こういうのは今まで試験に何度か出ているので、関連情報を調べておこう(日蘭通商400年というのが出たことがある)
・日本と第一次世界大戦のかかわりは、日英同盟の誼で、英国からの要請にこたえる形で中国山東省の青島(チンタオ)にあるドイツ軍要塞を陥落させたことだ
・日英同盟は1902年に締結されているが、日露戦争を展望しての同盟だ
・老獪なイギリス外交にとっては、日本を応援することで、日露どちらが勝つにしても得をすることになるから、東洋の遅れた小国との同盟に踏み切った形だ(ロシアが勝っても痛手をこうむり、イギリスにとってはもうけもの)
・日本は、ドイツの捕虜を日本で、国際法にのっとって、模範的な扱いをする
・戦後、日本に残ったドイツ兵が居て、神戸でパン屋を始めた、だから神戸はパンがおいしい-----こんな説明を聞いたことがある
・因みに、以前、二次試験で「神戸にはなぜパン屋が多いか?」という質問が出たそうだ
・また、捕虜収容所の模様は、5年くらい前に封切られた「バルトの楽園」を観るといいだろう、松平健さん主演だ
・では、50年前の1964年はどういう年だったか?
・東京オリンピック、新幹線開業の年だ
・因みに、当時のオリンピックは10月開催、2020年は8月だから暑さ対策が求められる
・新幹線は、オリンピック開会のちょうど1週間前に開業したそうだ
・では、1000年前はどうだろうか?
・教科書を見ると、1001年ごろ枕草紙、1010年ごろ源氏物語、1017年 藤原道長太政大臣、頼道摂政 1053年平等院鳳凰堂成ると書いてある
このように、歴史を「鳥の目」で、上空から地上を見るように理解していくことはたいへん効果的だからおすすめしたい
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