英検1級道場- "Hence" と "Therefore" の使い方の違いについて
受講生の一人から相談があったので、レッスンの半分を懇談に充てた
悩みはこうだ
①宿題を出して自分でやってもらい、出来なかったところを詳しく解説するやり方で合意して始めたが、仕事が忙しくてなかなか時間がとれず、宿題を完了できずに先延ばしになっていることが常態化している
②ディクテーションや読解をやる中で、自分の力が不足しているために時間がかかり、自信を失っている。しばらく自分でやり、もう少し力がついてから再開するのが、そちらに迷惑もかからず、適切ではないか?
この悩みに対して私はこう答えた
・宿題が多すぎたら、食べ残してかまわない。しかし、有る程度の負荷をかけなかえれば成長しないことも事実。「適度な負荷をかける」、これがキーワードだ
・自習して、もう少し力がついてから再開するというのは聞えはいいが、出来ないと思う。1人ではできないからレッスンを受けているはずだ。私という伴走者が居るから走れているはずだ。1人だと、大方、走ること自体をやめてしまうだろう。レッスンを受けるから宿題もやる。1人だと、結局何もやらなくなるのがオチだ。
英検1級道場は、普通の学校のように半年や1年間の授業料を前払いさせるのではなく、5回ワンセットで必要に応じて更新していくやり方なので、入りやすいし、やめやすい。自分の意思で決めればいいことだが、1人だと、勉強そのものを辞めてしまう可能性が高いと考える。
・これまで、200人近い人とマンツーマンでレッスンしてきたが、成功している人の資質は同じだ。地道に、コツコツと、倦まずたゆまず、小さな努力を継続して積み上げて行く人だけが成果を出している。これには例外はない。
学力向上のグラフは「階段グラフ」だ。なだらかに右肩あがりのリニアな曲線ではない。長い、平坦な道を我慢強く歩きとおした人だけが、ある日突然上のレベルに立てるのだ。でも、その先はまた長い平坦な道が待っている。
多くの人は、成長が自覚できないので途中で諦めて辞めてしまう。私は、途中で諦めて合格した人は一人も知らない。
英検1級道場には、このように悩み続けながら苦闘する多くの仲間が集まっている。
こうした1人1人の悩みに真剣に答えていくのが、道場の特徴だとも言えると思う
自分の可能性を信じて学習を継続する姿は美しいものだ。
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