英検1級道場ー英検挑戦を続ける私自身の戦いの記録をお伝えします<第1回>
日本人は原音に忠実に外国産の言葉を理解しているようです
例を3つ紹介します
■「ローハイド」の「ローレン・ローレン・ローレン」
子供の頃「ローハイド」というアメリカのテレビ番組がありました。番組の中身はきれいに忘れているのですが、「ローレン・ローレン・ローレン」の歌詞で始まる主題歌のメロディーは良く覚えています。
「ローレン」とはRollin'であって、馬で進む様子を表現する言葉です。文字を見れば間違いなく「ローリン」といういう歌詞になったのでしょうが、当時の日本人は聞いたままの音に基づいて「ローレン」という歌詞にしたのでしょうね。
■ラムネ
子供のころ、ラムネを飲むのが楽しみでした。でも、誰に聞いても、語源を知りません。
ある日、ある記事で知りました。レモネードがなまったということでした。言われてみるとうなづけます
アラビアのローレンスの1シーン
砂漠を超えてカイロのイギリス軍司令部に辿りついたローレンスがバーで飲み物を注文します
A large glass of lemonade, for him
とゆっくり、かみしめるように言い、連れてきたアラビア人の少年を指差します
■ランドセル
オランダ電電公社にOEMで製品を納めていたころです
食事しながら日本の話になり、私が、日本の小学生はランドセルと呼ぶ鞄を背中に背負うと言ったら
オランダ人から復唱を求められました
オランダ軍の兵士が背負う軍用のリュックサック(日本語で「はいのう」)はランセルと呼ぶ
同じ語源ではないか?
その後、確認はしていないのですが、それに間違いないと思います