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サーバントリーダーシップ②ペップトーク

菅野昭子

菅野昭子

テーマ:ペップトーク

みなさまこんにちは。
昨日はサーバントリーダーシップの勉強会のことをアンガーマネジメント的に熱く語りました。
ネイティブサーバントリーダーの中村哲医師は、怒りをパワーに変えたネイティブアンガーマネジャーであった。と。

さて、ネイティブサーバントリーダーで、ネイティブアンガーマネジャーの中村医師ですが、
多くの名言を遺していらっしゃいます。
・100の診療所より1本の用水路を
・死んでも撃ち返すな(ダラエヌール診療所が襲撃された時、報復の応戦を引き留めるために)
・こぶしを振り上げて、敵意や憎悪を叫ぶ人たちを見ると、なんだか悲しい気分に襲われます。寒風の中で震え、飢えている者に必要なのは弾丸ではありません。温かい食べ物と、温かい慰めです

中村医師より先に命を落とした仲間の伊藤和也さん。彼の遺構、追悼文集にて
・今、必要なのは、憎しみの共有ではありません。怒りと悲しみを有効と平和への意思に変え、今後も力を尽くすことを誓い、心から祈ります。

これら、全て聴く人の心を揺さぶるペップトークだと私は思います。

ご自身は「人のやりたがらぬことをなせ。人の嫌がる所へ行け」
これを指針としていらっしゃいました。

人のやりたがらないことを率先して取り組んでいく、その姿勢に周りの人は心を揺さぶられ、それぞれが行動を起こすようになっていきます。

始めは自分たちだけでやっていた用水路建設。
それを見て、次第に現地の人たちに変化が現れます。タリバンの戦闘員だった人、米軍に雇われていた人たちが、武器をつるはしに持ち替え、協力するようになりました。

「自分たちの手で国を立ち直らせたい。また農業をやりたいんだ。」
「農業ができるようになれば、子どもに食べさせることができる。出稼ぎに行かずに家族と一緒に暮らせるんだ。」

夢を口にするようになりました。

今、砂漠が緑地化し65万人の農民の暮らしを支えていることを考えると
中村医師はみんなのドリームサポーターであったともいえますね。

すなわち中村医師は

ネイティブサーバントリーダーで
ネイティブアンガーマネジャーで
ネイティブペップトーカー(=ドリームサポーター)
でいらっしゃるということです。

さて、このブログを書くにあたって、いろいろと中村医師のことをググっておりましたら、関口宏さんの人生の金言という番組でのこの言葉を見つけました。

先進国で学んだからと言って自分の国がよくなるとは限らない
アフガニスタンにはアフガニスタンのやり方があるんだ

中村医師の生き方は素晴らしいです。ですが、私にそれができるかというと、、、できないです。
そう思う私へのメッセージと勝手に受け取りました。
私には私のやり方があり、皆さんには皆さんのやり方があります。
どれを信条にし、どこに向かっていくか。
まさにそこに生きる意味があるのかもしれません。

本当に学びとなる勉強会でした

***

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ブログ合言葉はアンガーマネジメントとペップトークより転載

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菅野昭子
専門家

菅野昭子(研修講師)

AngeGardien(アンジェガーディエン)

企業研修を企画する会社に勤務経験があり、アンガーマネジメントをベースに、ペップトークといったコミュニケーションスキルなどを取り入れた発展型の研修を企画提案。企画担当者さまと一緒に考え作り上げていきます

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