事件の涙 怒って残ったもの アンガーマネジメント
あるハフィントンポストの記事が、
めったにyoutubeを見ない私にその再生ボタンを押させました。
Emma Gonzalez gives speech at March for Our Lives rally CNNニュースです。
彼女は17歳の命が奪われたフロリダ州・パークランドの高校の銃乱射事件の生存者。
銃規制運動の中心的存在としてTIME誌の表紙を飾ったこともあるそうです。
犠牲者一人一人について語った後、突然沈黙。
聴衆が戸惑うなか、ただ沈黙。動くのは彼女の目から流れる涙のみ。
アラームが鳴ったのは沈黙してから6分20秒後。
銃乱射の時間です。
Fight for your lives before it's someone else's job
この言葉でスピーチを締めくくりました。
6分20秒、長いのか短いのか。きっと犠牲者そしてその場に居合わせた人は長かったのか短かったのか。
このスピーチでの6分20秒は私は長く感じました。
そして一緒に感じたのが、彼女の「怒り」
悲しみや、悔しさや、憤りや。いろいろなものが混じった、深く強い怒り。
何も怒りは怒鳴り散らすことばかりが表現方法ではありません。
彼女の怒りが心に刺さりました。
彼女は怒ることを選択し、その方法に沈黙を選んだのでしょうね。
同様の怒りが、少しでも世の中からなくなればと思うばかりです。
私にできることがあるとしたら、
生徒を脅して退学させられたという加害者のもつ怒りのマネジメントをどうするか伝えること。
それはかないそうにないので
同じような怒りを持っている予備軍にアンガーマネジメントを伝えること
誰が予備軍かわからないので
とにかく多くの人にアンガーマネジメントを伝えること
ゆっくりしている暇はないですね。
アンガーマネジメントを一般の方にお伝えしています。
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