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菅野昭子

アンガーマネジメントで企業を元気にする研修講師

菅野昭子(かんのしょうこ) / 研修講師

AngeGardien(アンジェガーディエン)

コラム

ルーティーンはアンガーマネジメントにはちょっと

2015年10月18日

テーマ:企業研修

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: アンガーマネジメント

みなさまこんばんは
またもやラグビーの話から入りますが(なぜでしょう、イマジネーションの源がいまはラグビーにあるようです)
五郎丸選手がキックの時に行う、一連のルーティーンワークが話題となりました。
いまや巷で多くの方が真似をしています。
皆様も一度はやってみたのではないでしょうか。

ルーティーンとは「決まりきった動作、一連の動作」という意味です。

この動作、何も五郎丸選手だけでなく、また、ラグビーだけでなく
多くのアスリートが取り入れています。
例えば野球のイチロー選手や、サッカーの本田圭佑選手、体操の内村航平選手、バレーボールの木村沙織選手。ゴルフのタイガーウッズ選手。
枚挙にいとまがありません。

ルーティーンをなぜするのか。
それは集中力を高め、より最高のパフォーマンスをするためなのです。

さて、アンガーマネジメントですが、アンガーマネジメントにはこのルーティーンを崩してしまおうというテクニックがあります。
それをブレイクパターンと言います。

私達はよくも悪くもワンパターンにはまっています。
でも何らかの理由で、このパターンが崩れてしまうなんてことはままあります。そしてそのような時は思ったようなパフォーマンスができなくなります。
その時には調子が出ませんね。実力も出せません。

それでは私たちは困るわけです。
ですからあえて、自分たちからパターンを崩し、変化に強い自分になるわけです。

難しいことをする必要はありません。
コーヒーを紅茶に変えてみる。駅へ向かう道順を変えてみる。
そのようなことでいいのです。
そうすると見える景色が違ってくる。新しい風が心の中に吹きます。
新発見をするとわくわくした気持ちになり、イライラが減ります。
また、人はパターンを崩されたとき、調子が出ずイライラしがちですが、日ごろからブレイクパターンを取り入れていると「変化」に柔軟に対応できるようになるわけです。

要は使い分けですね。
お客様へのプレゼンテーションの前にルーティーンを取り入れることは良いかもしれません。
そして感情コントロールを考える際には、どうぞルーティーンはあえて壊してみることをお勧めします。

10月27日 海浜幕張でアンガーマネジメント入門講座を開催します

この記事を書いたプロ

菅野昭子

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