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【第48話】特殊清掃後に臭いが戻るのはなぜ?雨の日や暑い日に分かる3つの原因

花輪隆俊

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テーマ:特殊清掃

第48弾

「特殊清掃をした直後は臭わなかったのに、雨の日になると臭いを感じる」
「暑くなったら、部屋の中から再び嫌な臭いがしてきた」
孤独死がと発生した部屋では、このような「臭い戻り」が起きることがあります。
なぜ、一度消えたはずの臭いが戻るのでしょうか。
主な原因を3つに分けて説明します。
■1.臭いの原因が残っている
消臭剤の香りや、機械による脱臭で一時的に臭いが弱くなっても、臭いの原因そのものが残っていれば、再び臭うことがあります。
特に注意したいのが、
・床材のつなぎ目
・壁と床の境目
・畳の下
・幅木の裏側
・床下や壁の内部
など、表面から見えにくい場所です。
見える部分だけを清掃しても、体液や汚れが内部へ染み込んでいれば、臭いの発生は止まりません。
■2.湿気によって臭いを感じやすくなる
雨の日は湿度が上がり、床や壁に残っていた臭いを感じやすくなることがあります。
作業直後の室内では、消臭剤の香りや換気によって臭いが分かりにくい場合もあります。
ところが、窓を閉めた状態で時間がたつと、残っていた臭いが室内へ広がります。
そのため、作業直後に「臭いが消えた」と判断するだけでは十分ではありません。
■3.気温の上昇で臭いが強くなる
暑い時期は、床や壁の内部に残った臭いの成分が空気中へ出やすくなります。
冬に特殊清掃を行った部屋では、そのときは問題がないように感じても、春から夏に気温が上がると臭い戻りが分かることがあります。
入居者を募集する前には、晴れた日だけでなく、気温や湿度が高い日にも室内を確認することが大切です。
■再募集前に確認したい3つのこと
特殊清掃や消臭が終わったら、次の点を確認しましょう。
・作業直後だけでなく、時間を置いて確認したか
・窓や扉を閉めた状態でも臭わないか
・雨の日や室温が高い日にも確認したか
芳香剤や消臭剤の香りが強い場合は、その香りが弱くなってから確認することも必要です。
■完全消臭は「臭いを隠す作業」ではない
本当に必要なのは、別の香りでごまかすことではありません。
臭いが発生している場所を調べ、原因を取り除き、分解することです。
全花連の特許技術「花輪式完全消臭」では、特殊清掃後に臭いの原因へ処置し、時間を置いて室内の状態を確認します。作業完了後には「特殊清掃完全消臭証明書」を発行しています。
また、全花連安心サービスでは、万が一の際に全花連が窓口となり、保険の確認、残置物への対応、特殊清掃、完全消臭、退去手続きまで一貫して進めます。
特殊清掃の目的は、作業直後だけ臭わなくすることではありません。
次の入居者が安心して生活できる部屋へ戻すことです。
業者へ依頼するときは、料金だけでなく、
「臭いの原因をどのように確認するのか」
「時間を置いて再確認するのか」
「臭いが戻った場合の対応はあるのか」
この3つを必ず聞いてください。
【次回・第49話】
「あなたの地域にも“完全消臭できる専門家”が必要です!全花連が地域メンバーを募集する理由」
孤独死や特殊清掃の相談は全国で発生しています。しかし、現場へ迅速に対応できる専門家は、まだ十分ではありません。
特殊清掃業者、遺品整理業者、清掃会社、リフォーム会社など、地域で信頼される事業者が全花連のメンバーになることで、どのような仕事と社会貢献につながるのかを分かりやすくお伝えします。

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花輪隆俊
専門家

花輪隆俊(特殊清掃業)

一般社団法人全日本花輪式完全消臭連盟

孤独死現場の特殊清掃・残置物撤去、特許取得の花輪式完全消臭で対応。死後事務委任を備えた「全花連安心サービス」でオーナーの負担を抑え、高齢者や身寄りのない方の安心入居を支えます。

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