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【第43話】見守りサービスから異常の連絡!最初にしてはいけない3つの行動

花輪隆俊

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テーマ:特殊清掃

第43段


「見守りサービスから、入居者の反応がないと連絡が来た」
突然このような連絡を受けたら、ご家族や大家さんは不安になり、すぐ室内を確認したくなるでしょう。
しかし、慌てた行動によって、ご自身の安全や警察の確認、保険の手続きに影響することがあります。
今回は、最初にしてはいけない3つの行動をお伝えします。
■1.強い臭いがする室内へ一人で入る
何度呼びかけても返事がなく、郵便物がたまり、玄関付近から強い臭いがする場合は、一人で入室しないでください。
室内には、衛生上の問題が起きている可能性があります。一般的なマスクや手袋だけでは十分とは限りません。
ただし、倒れている姿が見えるなど、命の危険が考えられる場合は、すぐ119番へ通報して指示に従ってください。事件や事故の可能性がある場合や、判断に迷う場合は警察へ連絡しましょう。
■2.室内の物を動かしたり、清掃したりする
入室後に慌てて窓を開ける、照明をつける、床を拭く、寝具や家財を移動する行動は避けましょう。
警察による確認が終わる前に室内の状態を変えると、死亡した状況の確認に影響する可能性があります。
また、スマートフォン、財布、通帳、印鑑などを家族の判断だけで持ち出すことも控えてください。
まずは警察の確認を待ち、いつ、誰が、何を確認したのかをメモに残しましょう。
■3.保険会社へ確認する前に片付けを始める
「早く部屋をきれいにしたい」と、その日のうちに家財の撤去や特殊清掃を依頼したくなるかもしれません。
しかし、賃貸住宅では家財保険などから、残置物撤去、特殊清掃、消臭、原状回復の費用が支払われる場合があります。
作業前の写真、見積書、警察から伝えられた内容などが必要になることもあるため、保険会社へ確認せずに作業を進めるのは避けましょう。
保険証券が見つからない場合は、管理会社や大家さんが加入先を把握していることがあります。
■異常の連絡を受けた後の正しい順番
まず、見守りサービスから「いつから反応がないのか」「誰が連絡を試みたのか」を確認します。
次に、現地の状況に応じて119番または警察へ連絡し、その指示に従います。
警察の確認が終わった後は、管理会社、緊急連絡先、保険会社、専門業者の順に連絡すると、状況を整理しやすくなります。
全花連では、現場の確認から保険請求に必要な見積書の作成、特殊清掃、特許技術「花輪式完全消臭」まで一貫して対応しています。
また、全花連安心サービスでは、死後事務委任に関する契約を事前に整え、万が一の際には全花連が窓口となって、残置物や退去に関する対応を進めます。
■早く動くことより、正しい順番が大切
異常の連絡を受けたときは、誰でも気が動転します。
そのようなときこそ、
「一人で入らない」
「物を動かさない」
「確認前に片付けない」
この3つを思い出してください。
慌てて室内へ入ることが早い対応とは限りません。命を守り、後の手続きを滞らせないためにも、関係機関の指示を受けながら進めることが大切です。
参考:総務省消防庁「119番緊急通報」
【次回・第44話】
「亡くなった入居者の家財保険証券が見つからない!加入先を調べる4つの方法」
管理会社の記録、家賃の支払い明細、郵便物など、保険の手掛かりをどこから探せばよいのか。特殊清掃を始める前に確認したいポイントを分かりやすくお伝えします。

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花輪隆俊
専門家

花輪隆俊(特殊清掃業)

一般社団法人全日本花輪式完全消臭連盟

孤独死現場の特殊清掃・残置物撤去、特許取得の花輪式完全消臭で対応。死後事務委任を備えた「全花連安心サービス」でオーナーの負担を抑え、高齢者や身寄りのない方の安心入居を支えます。

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