DE-T1と体外受精(IVF):適切な投与期間が出生率を向上させる? 英ウィメンズクリニックの報告
●最近多い手指の不調
ここ最近多い相談のひとつが「手指の不調」です。
手指の不調とは、へバーデン結節やばね指など、手指の関節やつけ根の箇所に変形や痛み、腫れなどが伴う症状のことです。
特に中高年以降の女性の方に多く見られる症状です。整形外科などを受診した場合、患部をテーピングなどで固定したり、鎮痛薬、漢方薬、ステロイド剤の注射などの治療法があります。
日常生活に困るような変形の場合は手術を行うこともあります。
主な手指の病気の種類
・へバーデン結節・・・第一関節の変形や痛み
・プジャール結節・・・第二関節の変形や痛み
・腱鞘炎
①ばね指・・手指の付け根の痛み
②ドケルバン病・・手首の親指側の腫れと痛み
・母指CM関節症・・親指の付け根の痛み
●なぜ中高年以降の女性に多いのか?
女性の体内で卵巣から分泌される女性ホルモンの一つである「エストロゲン」は、子宮や乳房など生殖に関わる器官の発達を促すほか、脳や心臓、血管、骨、皮膚などの全身の様々な機能を守る大きな役割があります。
エストロゲンの低下は、ホットフラッシュなどの更年期症状ほか骨粗鬆症、動脈硬化など様々なからだの不調が起きやすくなります。
その一つが手指の不調です。
手指の痛みや痺れは、腱が腫れることによって起こりますが、更年期を迎える頃から多くの女性に症状が出始めるため、女性ホルモン(エストロゲン)の低下が原因と考えられています。
エストロゲンは腱や腱鞘などの腫れを抑える
↓
エストロゲンの減少と共に症状が進む
↓
腫れ・痛み→手のこわばり→指の変形
また産後、授乳期にも症状が出ることが多いため、やはり女性ホルモンとの関係性が指摘されています。
●手指の不調の対策は?
手指の不調を感じたら、放置せずに医療機関を受診されることが必要ですが、整形外科などでもサプリメントの摂取も推奨されています。
一般的には女性ホルモン不足には、イソフラボンなどの成分がよく出ていますが、私の店の患者さんには、「ホルモンバランスを整えるもの」や体内のホルモンを正常に働かせるため「ホルモンレセプターを活性するもの」などをお勧めしています。
不妊や生理不順、更年期症状などでお悩みの方も同様なのですが、女性ホルモンが補充されても「体内で正常に」働かないと意味がないと思います。
体内のホルモンを正常に働かせて、手指の不調ほか女性ホルモン不足でお悩みの方に健康な生活を送っていただきたいと日々感じています。
症状が気になる方は店頭でご相談ください。
邵輝先生による手相健康個別相談会
日時:4月8日(土)
場所:くすりの厚生会
参加費:3000円(特典付き)
先着:10名
からだの調子がすぐれない
更年期障害がつらい
妊娠したい
病気の予後が良くない
痩せたい
健康で長生きしたい
自分に合う漢方薬やサプリメントを見て欲しい
身体の不調を診てもらいませんか?
あなたに合わせた養生方法を分かりやすく説明してもらえます。