「教育支援」という仕事が成り立つことが、もっと広まるといいと思います
授業参観に行ったとき、
「うちの子、一度も発言しなかったな」
と思ったことはありませんか。
周りの子は手を挙げている。
グループ活動でも楽しそうに話している。
その様子を見ていると、
「もっと積極的になってほしい」
「発言しないと、授業に参加していないと思われるのでは」
「このままで大丈夫なのかな」
と心配になることもあると思います。
保護者として、そう感じるのはとても自然なことです。
確かに、自分の考えを言葉で伝える力は大切です。
これからの社会でも、自分の意見を持ち、相手に伝える場面はたくさんあります。
ただ、だからといって、
「よく話す子=よく学んでいる子」
「発言しない子=学べていない子」
というわけではありません。
学校現場で子どもたちを見ていると、発言は少なくても、友達の話を真剣に聞いている子がいます。
みんなの意見を聞きながら、「自分はどう考えるかな」と頭の中で整理している子もいます。
発表はしなくても、ノートやワークシートには、自分の考えをしっかり書いている子もいます。
教室の中で目立つ姿だけが、学びではありません。
友達の意見を聞くこと。
考えをまとめること。
文章で表現すること。
相手の話を受けて、もう一度考え直すこと。
これらも、立派な参加の形です。
最近の学校では、「参加」の形を一つに決めないことが大切にされています。
手を挙げて発言することだけが、授業への参加ではないのです。
そして、ICTは、こうした子どもたちの学びを見えやすくする力も持っています。
たとえば、人前で話すことは苦手でも、タブレットで意見を書くことならできる子がいます。
みんなの前で発表するのは緊張するけれど、共有画面に自分の考えを投稿することならできる子もいます。
これまで教室の中で見えにくかった考えが、ICTによって見えるようになる。
そんな場面は、学校の中で少しずつ増えています。
もちろん、話す力を育てなくてよいということではありません。
少しずつ挑戦しながら、自分の考えを言葉で伝えられるようになることも大切です。
ただ、その方法は一つではありません。
いきなり大勢の前で発表するのではなく、まずは書いてみる。
近くの友達に話してみる。
タブレットに投稿してみる。
その積み重ねの先に、「話してみようかな」という気持ちが育つこともあります。
もし授業参観で、お子さんがあまり発言していなかったとしても、帰宅後にぜひ、こう聞いてみてください。
「今日はどんなことを考えたの?」
「友達の意見で、なるほどと思ったことはあった?」
「自分だったらどうすると思った?」
もしかすると、教室では見えなかった学びの姿が、そこから見えてくるかもしれません。
子どもの学びは、以前よりも多様になっています。
その分、保護者の方からは見えにくく、不安に感じることもあるかもしれません。
ハイパーブレインでは、こうした教育の変化やICT活用について、保護者の皆様や学校関係者の方向けにお話しする機会をいただいております。
「今の授業では、子どもたちはどのように学んでいるのか」
「ICTによって、子どもの学びはどう変わっているのか」
「家庭では、どのように見守ればよいのか」
PTA研修や保護者会など、小規模な場でも対応可能です。
ご関心がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。


