ナースコール

加藤武範

加藤武範

テーマ:有料老人ホーム 選び方

有料老人ホームの看護師と話す機会があって、「大変な入居者がいるんです…」と話がありました。
夜間のナースコール57回、家族もめちゃ神経質で…ほんと大変…
施設の職員もみんな精神的にすり減っていって…

施設側の立場では、入居者が一度入居してしまうと、その入居者から逃れる事はできません。
逆に入居者側も施設に入所してしまうと新たな施設に住み替えする事は、なかなか骨の折れる仕事です。また、何か要望(クレーム含む)を施設に伝える事で、介護の手を抜かれたり、扱いが雑になったりしないか?と本音で施設に要望(クレーム含む)を伝える事を遠慮してしまいます。

私は、30代の頃、盲腸で緊急オペをして総合病院に入院した事が経験あります。オペした夜は、下肢の感覚が無く、足の位置を何度か変えてもらったり、悪寒が酷く、室温の調整をお願いしたり、毛布をかけてもらったり、夜間にナースコールを頻回に押したのを覚えています。ただ、5回目か6回目のナースコールを押したときに看護師から「もう、何回押すの?これ以上エアコンの温度は上げれないし、毛布も増やせない!」と軽く切れられたのを鮮明に覚えています。気持ちが折れた私は、その後、ナースコールは押せなくなってしまいました。結構な精神的ダメージを受けた記憶があります。

病院の看護師は、我慢の沸点が低いのかもしれませんが、57回のナースコールに対応した施設職員の方を私は尊敬します。
施設や職員の雰囲気は、有料老人ホームの入居選びの大切な基準だと思います。入居者の要望(クレーム含む)をお客様の大切な意見として扱える施設は意外と少ないかもしれません。

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加藤武範
専門家

加藤武範(ケアマネジャー)

合同会社福寿想

リハビリ病院で医療ソーシャルワーカーをしていた経験から、地域のネットワークとも連携。従来の福祉的な視点に捕らわれない柔軟な発想で、介護を必要としている方やその家族にとって本当に必要な介護を提案します。

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