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加藤武範

医療と介護の架け橋になる、リハビリと介護支援の専門家

加藤武範(かとうたけのり) / ケアマネジャー

合同会社福寿想

コラム

ナーシングホーム 癌末期 看取り

2022年7月16日

テーマ:有料老人ホーム 選び方

コラムカテゴリ:医療・病院

コラムキーワード: 社会福祉士ケアマネジャー社会保障制度

医療ケアを必要とする方を専門に受け入れる有料老人ホームを最近よく見かけます。
ナーシングホームとか医療特化型高齢者住宅などと言われ、24時間看護師が常駐しています。逆に医療行為が不要な方は入居できません。

先日、おつきあいのあるナーシングホームに入居される方のケアマネジャーを担当する事になりました。癌末期で看取り目的で入居された独居の男性です。余命2ヶ月と本人さんも分かっているそうです。
ナーシングホーム入居当日は、大きなボストンバック持ち、市民病院からタクシーで一人で施設にいらっしゃったそうで、普通に歩いています。私も当日、お会いしましたが、認知機能の低下もなく話もできます。介護保険は申請中ですが、この状態では要介護が出るとは思えません…。

ただ、入居1週間が経ち、様相が一変しました。
38度~39度の熱が出て、食事や水分を取ることができません。ベッドで寝たきりの状態になってしまいました。施設の看護師さんより「DNRなので、点滴もやりません。ご本人も生への執着がありませんし、遠方の家族も了承済みです。」
DNRとは、終末期状態の患者さんに蘇生術は行わないことです。


点滴やったり、胃ろうを作ったり、酸素マスクしたり、命をつなぐために様々な医療行為を行う事が当たり前の時代に、目の前で起きていることに妙な新鮮さを感じてしまいました。自然な状態で死を迎えるとはこういうものなのか…?と。
生と死に対する重さと軽さを感じた瞬間でした。

介護保険の結果はまだ出ていません。今となっては、要介護5相当の状態なので、市役所にはもう一度、介護保険の認定調査をしてもらえないか?相談しているところです。
しかし、介護保険の結果(要支援や要介護の認定)が出ていないまま、亡くなったら、私たちケアマネジャーの報酬はどうなるんでしょう?

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