山形の行政書士便り80福祉輸送許可
3.11 4年前も寒い日でした
4年前の今日、私は福島にいました。
家が平行四辺形のように揺れるのを見ました。
信号が消えた中、やっと夜中、家にたどり着きました。
夫が車のエンジンをつけ、TVを見ていました。
夫を促して家に入り、常備していた蝋燭、マッチ、
手巻き式のラジオなどを出して2人で寒い中、毛布をかぶって過ごしたことを
思い出します。
今日は、まだ行方不明の方、避難している方に心寄せつつ
事務所で貨物運送業の書類を作っています。
4年前の3月は1月くらい,全く仕事の電話が来ませんでした。
私は新潟、高知、九州の友人から送られた米、電池、等々沢山のものを
旅行バックに詰め込みバスで何回も仙台に運びました。
雪の中、スーパーでコンビニで辛抱強く文句一つ言わずじっと並んで買い物の順番を待っている
仙台の人たちの列をみて涙をこらえることが出来ませんでした。
とうほぐはまげね
辛抱強い、働き者の東北人は負けません。
今日こうして仕事が出来ることの幸せをかみしめつつ過ごしたいと思います。