東北運輸局の貨物運送業の許可申請件数は既に3倍!156
貨物運送業の申請で12月からとても重要な変更があります。
そう、それは所要資金のことです。
今までは5台以上の車両購入代金(リース車であれば1年分のリース料)と2月分の運転資金の合計の50%を用意すればよかったのですが、これが100%になるとのこと。(未定なので80%~かもしれません)どちらにしろ上がるとこは間違いありません。
又、法人であれば貸借対照表の純資産の部にその金額以上があれば所要資金をもっていると見なされたのですが、12月からは貸借対照表の現金預金にその金額がなければいけないということになりそうです。つまり不足していれば増資をしなければならないでしょうか。そこまでしなくても残高証明書いいのかどうか実際には直前になってみないと分かりません。
いずれにしても
事故が多い、→運送会社の安全対策が不十分→料金が安く、運転手の増員、安全運行がなおざり→運送会社が多いから過当競争になり運賃が安い→運送会社を減らそう
とどうもそういう図式の様に感じられます。
新規許可業者のハードルを高くし、既存の業者に対しては取り締まりを強化という両面から業者のイズ堀混みに入ったとみて間違いないと思います。
荷主さんへの運賃の指導というのがないのは片手落ちではないでしょうか。