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ZOスキン治療中のカサカサは放置してよいのか?

木村哲治

木村哲治

テーマ:美容皮膚科

よくないと私は思います。厳密に言えば「程度による」ですが。

当院のZOスキン治療には自院製のトレチノインクリームなどを追加して行います。そのためZOスキン製品のみで組み立てられたシステムで治療する場合よりも赤みや皮剥けなどの反応が強く出ます。

なので、保湿剤としてヘパリンクリームも追加しています。ちなみに当院の価格(ホームページ参)はこうした本来のZOスキンセラピューティックシステムには含まれていない薬剤も追加したものとなっています。さらに再診料も含んでいます。

で、反応が強く出れば出るほどいいと考える人が多いのですが、その中の1つとして「カサカサの皮剥けも保湿したりしないでそのままにした方がいい」という噂があるようなのですが、これはちょっと違うように思います。

というのは、「ちゃんと保湿しているが結果としてカサカサが目立つ」というのと「ただ乾燥を放置しているので余計に目立つ」は別の話だということです。外見上は同じように見えるでしょうが、後者はただお肌にストレスが加わり放題になっているだけなので決してよい状況ではありません。

ヘパリンクリームまでお出ししているのはそういうことです。ただ放置でよいのであればお出ししていません。是非上手に使って乗り切っていただきたいと思います。

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木村哲治
専門家

木村哲治(外科医)

カメイクリニック富山院

患者さんご自身の血小板と線維芽細胞成長因子を用いたPRPF治療は適応範囲も広く且つ自然な仕上がりとなるため積極的に行なっています。https://www.prpf.jp

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