コラム
埋没法はやはりシンプルなのが良いなと思う件
2022年7月3日
ここ最近、過去に他院で受けた埋没法の抜糸に関する相談を受けることが多かったのですが、これらの人に共通するのは「4点留めを複数回受けていること」なのです。
繰り返しますがこれはあくまで「最近そういう人が多かった」という話です。なのでたまたまかもしれません。そこは誤解されないでください。
糸の本数が多ければ多いほど糸だけを取り除くことはできませんし、切開式の手術に切り替えたとしても全ての埋没糸が取れるとは限りません。あと気になったのは、瞼を裏返した時に瞼板が凸凹と波打っているようになっていることです。
一般的に〇〇点留めという方法は瞼板あるいは瞼板ギリギリの所に糸を引っ掛ける必要があるので、時間の経過とともにそこがえくぼのように凹んできます。とか言って私が行っている挙筋法や切開式の手術でも瞼板には少し弯曲したクセがつくことがあるのですが、それでも何箇所も凸凹するよりマシだと思っています。
こうしたことを見ているとあらためて埋没法はシンプルなのが良いなと思うのです。
もし何本も糸を入れなければいけないとしたら、それはそもそも埋没法が向いていない人では?と思いますね。
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