大事なこと
(少し加筆して再掲します)
昨今の風潮なのでしょうか?
何でもかんでも眼瞼下垂として手術するのには個人的に賛同できません。
私自身は右眼にその傾向がありますが、日本人の眼というのは基本的に少し厚ぼったくてやや眠たそうなもの、言うなればプチ眼瞼下垂みたいなものが珍しくないと思っています。それらが全て手術の対象になるはずはありませんし、あえて眼瞼挙筋やミュラー筋に傷をつけてまで、、、と思う場合も正直言ってあります。
特に年配の方の場合は手術によって眼の見開きが良くなったと言えば聞こえは良いですが、結果として年齢不相応なギョロ目になることもあります。
こういう場合は眼瞼下垂の手術ではなく眉毛下皮膚切除術の方が無理のない程々の仕上がりになることが多いので、そのくらいで良いのではないかと思います。また、皮膚のたるみが1番の問題である方もこの手術だけでこと足りる場合が多いと感じます。というかこの方がよいと思っています。
テレビでも度々取り上げられたこともあり眼瞼下垂が認知されたことは良いと思いますが、同時にちょっとしたブームみたいになってしまった感も否めません。
これはいわゆるプチ整形と呼ばれる類いのものではないと思っているので、こうした風潮は「何だか違うなぁ」と感じてしまうわけです。