コラム
ピーリングを続ければ誰でもニキビはできなくなるのか?
2020年9月26日
じつは、、、
とも限らないのです。残念ながら。
定期的なピーリングやメンテナンスを続けることでニキビから開放される人がおられるのは事実ですが、一方で長期に渡りスッキリし切れない人がおられるのも事実です。特に若年層ほどその傾向があるような印象を持っています。改善はするのですけれど。。。
本当はニキビができないのがベストなのですが、仮にできてもこじれなければニキビ跡も増えないわけで、このことはとても重要なことだと思います。
ピーリングを継続すると「ニキビの治りが早くなった」あるいは「こじれなくなった」という感想を聞くことが多いので、やはりピーリングは非常に意味のあることだと思います。
ここ数年、私は患者さんへはニキビの根本的な原因は「そもそもの肌質」だとお話ししています。身も蓋もないように聞こえるかもしれませんが、結局それが患者さんにとっても1番ピンときやすい表現ですし、ニキビ治療が一筋縄では行かないことも理解していただきやすいからです。
若い頃から変わらない肌質というのもありますし、年齢とともに変化するものもあります。なので「昔はニキビなんてできなかったのに」ということも充分あり得る話なのです。
グリコール酸、サリチル酸、乳酸、レチノール etc・・・
ケミカルピーリングに使用される薬剤にも色々と種類がありますが、なかなかスッキリしないという人は「何を使ったピーリングなのか」ということよりも、「それだけ手強い肌質なのだ」と解釈した方がよい場合があると思います。
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