コラム
先を考えて手術するということ
2020年8月10日
例えば手術で1㎝切ったとします。次に同じ場所をまた手術する必要が出た際には特に理由がない限り1回目の傷跡を利用して切ります。
この時、必然的に1回目の傷跡は切り取ることになるので、結果的に2回目の手術による傷跡は1回目よりも長くなります。
このように手術の回数を経るごとに傷は長くなります。とはいえ果てしなく長くなって行くわけでもありません。だって限界があるからです。
仮にもとが5㎝分の余裕しかない場所ならば、それ以上の傷跡を残すことは非常に不自然になりますしね。
美容外科手術というのはその時に合った最善を目指すものだと私は思っています。手術だけで10年20年先も変わらないように見越して仕上げるものではないと思います。
なので、特に年齢が若いほど長い傷をつけるような手術はできるだけ避けた方がよいと思います。例えば二重まぶたにしたいからといって、いきなり皮膚も切除した全切開なんかしてたら、次以降が困るんじゃないかと思うのです。
関連するコラム
- 日焼け止めのお話 2015-05-14
- 眼瞼下垂が改善すると二重まぶたの幅が狭くなる 2017-12-13
- 大事なこと 2017-09-08
- 「たるみ」を正しく理解する 2015-06-26
- 傷跡のケアに 2017-10-30
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
木村哲治プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。