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眉毛下皮膚切除というもの②

木村哲治

木村哲治

テーマ:美容外科

切除する皮膚の形はどんな方でも概ね共通で、目尻側に向かうに従い幅を広めにした紡錘形です。紡錘形というのはサーフボードみたいな形のことです。

ただ、眉毛の形も切除したい幅も人により違うので、実際はいびつなサーフボード形と表現した方が適していると思います。

いびつということは上側と下側の切開線の長さが微妙に違うということです。これを単純にそのまま縫っていくとどんどんよじれが出て来るので、そうならないようにうま〜〜く微調整しながら縫い寄せていきます。

とはいえ、長さが違うもの同士を縫うわけですから、よじれ自体はどうしても生じます。これをいかに分かりにくくおさめるかに非常に神経を使います。

皮膚のたるみが大きいほど、つまり年齢がいくほどよじれの傾向は強いのですが、術後の腫れが引いて傷の硬さが取れていくほどに馴染んで気にならなくなるので心配ありません。

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木村哲治
専門家

木村哲治(外科医)

カメイクリニック富山院

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