「たるみ」を正しく理解する
と検索すると山のように情報が出てきますが、何だか誤解を与えやすいなぁ・・・と個人的に感じるわけで。
簡単!腫れない!元に戻せる!その他諸々。
確かに大手術ではありませんし医師が慣れてくれば肝心な手術作業自体は数分で終わることは事実ですが、だからといってこれが簡単な手術だとは思わないんですよね。もちろん難手術ではありませんが。職業を問わず自分の仕事を「簡単!」だと言い切ってしまう人は私は何だかちょっと心配だな。
あと、腫れない人もいれば腫れる人もいますって。
そりゃそうでしょう。
糸を取れば元に戻せるのも確かです。糸が取れれば、ですけど。
埋没法で使用する糸は体内で溶ける糸(吸収糸)ではないので代表的な合併症は糸の露出です。
このような場合は糸も取りやすいのですが、問題なく経過している場合はその名の如く糸は埋没してしまっているので非常に見つけにくいのです。手術から日数が浅ければ話は別ですが、時間が経てば経つほどどこにあるか分かりにくくなります。自分が行なった手術でさえこうなのですから、他人が行なった手術だと余計に難しくなります。
あれこれと書きましたが、あまりに手軽さを強調しているものが多いなぁと感じたので。ま、私がその域に全然達していないだけなのかもしれませんが(涙)。。。。