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木村哲治プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

肝斑はなぜ治りにくいのかを考える(その①)

木村哲治

木村哲治

テーマ:美容皮膚科

改めて自分なりに考えてみます。

典型的な症状を示す人はもちろん、俗に「隠れ肝斑」といわれるようなものまで含めるとその数は非常に多いと感じます。

これまで述べてきたように肝斑治療においては日頃の習慣の見直し、特に外部からの刺激の軽減が重要な鍵を握っています。
当然原因はそれだけとは限りません。むしろ複数の原因が絡んでいる場合がほとんどではないかと思っています。

しかし習慣の見直しというのは基本中の基本であり、まずここを押さえておかないと先に進まないと言っても過言ではありません。なので肝斑と診断した方は全員ここから始めます。

ところがじつはこれが1番難しかったりします。
習慣を変えなければいけないからです。
簡単に変えられるようなものは習慣とは呼べないとさえ言えるわけで、それを変えろというのですからそりゃ大変です。

中でも「普段使っているものを変えたら肌が荒れた」とか、そういう何かを変えることで不都合を一度でも経験したことのある人ほど今の習慣から脱却できません。

ただ、もしそこに鍵が隠れていたとしたら、どうもスッキリしない行き詰まり感が生じても何ら不思議ではないと思うわけです。

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木村哲治
専門家

木村哲治(外科医)

カメイクリニック富山院

患者さんご自身の血小板と線維芽細胞成長因子を用いたPRPF治療は適応範囲も広く且つ自然な仕上がりとなるため積極的に行なっています。https://www.prpf.jp

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