コラム
肝斑はなぜ治りにくいのかを考える(その②)
2019年6月12日
前回、肝斑には複数の原因が絡んでいる場合が多いと書きました。
例えばAさん・Bさんがおられるとします。
そして、2人ともに3つの同じ原因からなる肝斑があるとします。
しかしその3つの割合まで同じということはほぼありません。
つまり何がメインになっているのかが2人とも違うということです。
当然、このような場合には同じ治療内容でも効果の出方が違ってきます。それに薬に対する感受性にも個人差があります。なので同じ薬でも効きやすい人とそうではない人がいるわけです。ま、これは肝斑に限ったことではありませんが。
上述したのは原因の数も中身も同じという前提での仮の話です。
しかし現実にはそんなこと事前には分かりませんしもっともっと複雑です。
肝斑も患者さんからの情報提供が重要であると言えますね。
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