コラム
雑感
2019年3月25日
近年、美容外科はすっかり一般的になった感があります。
メディアに取り上げられることも多くなりましたし、実際に治療を受けた芸能人が公表することもあり、美容外科に対する抵抗感はどんどん薄れてより身近なものになったと言えるでしょう。
ただ、ハードルが下がるのは良いのですが、往々にしてハードルとともに緊張感も下がってしまうものです。結果的にそれは手術を希望する年齢層の低下も招くことになります。
でも、やらなくていい手術はやらなくていい、というかやってはいけないと思うのです。
世界に眼を向けてみれば美容整形がもっと当たり前のように行なわれる国もあります。でもそのことの是非に答えなどなく、それはそこの国民の価値観がそうなだけです。
美容外科を含めた美容医療を認知してもらえるように努めるのは医師として大事なことだと思いますが、時にはブレーキをかけることも医師の大事な努めだと思うのです。
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