「たるみ」を正しく理解する
以前に「たるみの予防や改善に自分でできること」というタイトルで記事を書きました。その一部を抜粋します。
(抜粋始まり)アンチエイジングでは筋トレが推奨されます。これは骨のアンチエイジングにもつながります。というのは、筋肉は骨に付着しているので筋肉を鍛える(動かす)と骨の皮質も刺激を受けるからです。こうした刺激が少なくなればなるほど骨の萎縮を早めてしまう結果になります。
顔も例外ではありません。
土台を健全に保つことは極めて大切です。
骨が萎縮するとそこに連なるすべてにゆるみが生じてしまうからです。(抜粋終わり)
表情筋やまぶた・眼球を動かす筋肉だけでなく舌やそれにつながる口腔底筋群、首の筋肉など、とにかく自分の意志で動かすことのできる筋肉であれば全て鍛えることができます。
さらに、筋肉を動かすことはリンパの流れを良くします。じつはリンパ管の中には血管のような流れがありません。
では普段どうやって流れているかというと、筋肉を動かすことがポンプのような働きになって流れるわけです。なので動かさずにじっとしているとむくむのです。
「じゃあマッサージや美顔ローラーがいいんじゃない?」と思われるかもしれませんが、これらは力のさじ加減が難しいため肌を痛めてしまう方が少なくないので、自力で動かす方がよいと思います。
筋トレというと腹筋や腕立て伏せなどがすぐに思い浮かびますが、若々しさのためにはフェイシャルトレーニングも大切だと思います。