「たるみ」を正しく理解する
迷いますよね。
すごく迷うと思います。
それだけたるみの改善を目的にした治療機器にはたくさんの種類があります。それぞれ引き締め効果を発揮する深さ、つまり皮膚皮下のどの部分に主に作用するかが違います。これは浅いのがダメで深いのが良いということではなく、各治療機の特徴だと思ってください。
こうした特徴があるので、より良い結果を求めるのならば数種類の機器を併せて使う必要があるというのが美容医療界における現在の考え方です。
ところが、確かに理論上はそうなのですが現実的にはそう簡単にはいきません。
だってその分治療費が高くなるからです。
全種類の機器を揃えられる医師はいませんし、それだけの費用を支払う患者さんもいません。なので個々の医師は自分なりの考えで治療機器を選択し、そして治療方針を決定するわけです。
「だったら切った方がいいんじゃない?」と当然思われるでしょうが、それとこれとは話しが別なのはここを読まれている皆さんならよくお分かりのことと思います。
いつも言っていますが「AよりBがよい」で済む話しなら最初からAなんていらないのですから。少なくともBの方がよいと分かった時点でAは消えてなくなるでしょう。