ケミカルピーリングのすすめ
個人的な思いですが、「YESでもありNOでもある」というのが現段階では正直なところです。医療技術は進歩しているので将来的にはわかりませんからね。
その人が元々持っているものを変えることは簡単ではありません。
肌質を性格や体質に置き換えると納得して頂けると思います。
さて、「YESでもある」と思う理由は太田母斑に対する治療経験に基づいています。太田母斑に対してはQスイッチルビーレーザーによる複数回の治療を行ないますが、最終的に治療している側の肌の方が艶もあって綺麗になっているのです。
じゃあ、それを皆にすればいいんじゃない?と思われるかもしれませんが、そうはいかないのです。なぜならこのレーザー治療はダウンタイムが大きく且つ長いからです。アザの場合は止むを得ないとしても、これを美顔美肌目的で行なうことはできません。やり過ぎです。
しかし裏を返せば、そのくらいしないと真皮から再構築させるのは難しいということでもあると思います。
そこで、ダウンタイムをできるだけ抑えた各種治療が考案されて現在に至っているわけです。それらを複数組み合わせて、そして継続して行なうことが必要でとても重要です。このあたりの難しさが「NOでもある」と表現した理由なのです。
いずれにせよまずは「頑張るしかない」ということだと思います。