肌老化を抑制するコツ
これは33%TCA(トリクロロ酢酸)を主成分とする全く新しいコンセプトに基づく治療です。TCAのピーリング効果は真皮まで及ぶため、以前より中〜深度ピーリング剤の代表的な薬剤として用いられてきました。しかしその効果の反面、フロスティングという皮膚が白くなり剥離してしまう現象が起きるため顔面全体に用いることはできず、また処置時の痛みも強いため当院では部分的な使用にとどめていました。特にフラクショナルレーザーの登場以降はさらに使用頻度は少なくなりました。
マッサージピーリング(コラーゲンピール)はフロスティングを起こすことなく(但し肌の状態によります)治療が可能になりました。治療の名称についてですが、真皮繊維芽細胞に作用してコラーゲンの再構築を促すことから海外ではコラーゲンピールと一般には呼ばれますが、軽くマッサージをするように薬剤を浸透させることから日本国内ではマッサージピーリングと呼ばれることが多いようです。
いわゆる美顔・肌の張りを目指す方には有効な治療だと思いますので、興味のある方は是非ご相談ください。