コラム
時代とともに変化した、たるみ治療の考え方
2013年5月16日 公開 / 2018年6月8日更新
昔は「たるみ」といえばフェイスリフトでした。
下がってきたのだから、引っ張り上げる。ということです。
しかし、そのリスクとダウンタイムから、大掛かりな手術は避けられるようになっていきました。
次に登場したのが、糸で引っ張るスレッドリフトという手術です。
様々な術式、様々な材質の糸が開発されました。
しかし、溶けない糸を果てしなく入れ続けることが良いとは思えません。
ここで忘れてはならないのは、「顔はよく動く場所」であるということです。
顔を洗う、化粧をする、笑う、泣く、ご飯を食べる、、、手術をしたその日からも動き続けるのです。
治療後に「顔を動かしてはいけません。ピクリともしてはいけません」なんて指示が出せるはずがありませんし、出してもらっても困ります。
つまり、引っ張って固定したものは、どうしてもゆるんでしまうのです。
それも案外と早くに。それはある意味やむを得ない宿命でもあるわけです。
逆にゆるまないということはどういうことか?
突っ張ったままということです。当然、不自然ですよね。
私は自然な若々しさとは、ふっくらとした張りがあることだと思っています。
昔は引っ張ることに意識が向いていたこともありますが、近年はこの考え方で間違いないと確信できるようになりました。
サーマクール、ショッピングリフト、成長因子を併用した切らない若返り治療など。
これらの治療法は、自然な若々しさを産み出すために非常に大きな貢献をしてくれるのです。
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