桜咲く頃の彩り

石崎弥佳

石崎弥佳

テーマ:季節の室らいレッスン

季節の室らい

あしびきの 山桜花 一目だに
君とし見てば 我れ恋めやも
      大伴家持 (巻17 3970)


山に咲く桜の花を、あなたさまと一緒に眺めれたなら、私はこんなに恋いこがれることなどありましょうか。

本日のテーマは、「ノイクラシッシェ 新古典的」
クラッシックなスタイルを、自由な発想と構成によって組み直されていく。

季節の室らい
お花の組み合わせは
「桜」よりお色をいただいています。

花材名(品種名/お里)

トルコキキョウ(セレブピンク/大分県)
白ユリ  (ピュアホルン/鹿児島県)     
チューリップ(ピンクダイヤモンド/新潟県)
バラ   (スイートアバランチェ/滋賀県)
山桜   (大阪府)        
ラナンキュラス(ラックス グレース/大分県)  
リキュウソウ (愛媛県)
ゴットセフィアナ(マレーシア)
ダイアンサス (ソネットハーティ/愛知県)
グニユーカリ (愛媛県)
フトイ   (沖縄県)

とっても素敵で、可愛らしいお花さんたち。
遠方より、ようこそいらしてくださいました。

一本でも十分に美しい花たちですが
ご縁があってここでめぐり合い
今度は仲間と一緒に
どんなハーモニーを奏でてくれるのでしょう。

それを形にしていくのが、
指揮者兼・現場監督でもある
皆さまの腕の見せどころですよー。

季節の室らい

このクラスに集まる方々は、
どなたも本当に相当にお花が大好きで、
そして心の温かな方ばかり。

そんな皆さんと、よく話題にしているのが
「花をいけるときの心」のことです。

「花をいける人は、心をいける人です。」
花をいけるということは、
ただ形を整えることではありません。

自分の心を花に託し、
その心をそっと形にしていくことでもあります。
本当は、花と向き合う時間は
静かに“無”になることも大切。
……とは
わかっているのですが

このクラスの講師は、ついおしゃべりが多め。
(笑)

さて、2026年の桜の頃。

皆さまは、どんな景色を思い浮かべるでしょうか。
心までふんわりと照らしてくれる
やわらかな春の光でしょうか。

それとも
大切な人と過ごす穏やかな時間でしょうか。

あるいは
誰かと一緒に見上げたあの春の空でしょうか。

そのとき、心に浮かんだ
ひとつの情景や想い。
それを今日の花に、そっと込めてみてください。

花はきっと、
その人の心をやさしく映してくれるものですから。

季節の室らい
季節の室らい
私の担当するお花のお稽古
土曜の午前クラスは、
講師が毎月
着物で皆さまをお迎えしています。

今日の着物は、恩師から譲り受けた大切な一枚。
着物も帯も、加賀友禅作家の手によるものです。
季節の室らい
M先生が生前選ばれた着物と帯。
それを身につけて
こうして皆さまとお花のお稽古ができること。
その幸せをしみじみと感じながら、
とても嬉しい春の一日となりました。

想いとともに、
今日はお花のレッスンができたこのご縁に、
感謝の気持ちでいっぱいです。

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Mybestpro Members

石崎弥佳
専門家

石崎弥佳(フラワーデザイナー)

花まつフラワーアカデミー(万華苑)

北陸最大級の実績を誇るフラワースクールです。在籍10年以上の生徒さんが現在200名超え、年齢問わず通って下さっております。花のプロを目指すフラワー装飾マスターコースの修了生は400名を超えました。

石崎弥佳プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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