紅梅色の彩りで

石崎弥佳

石崎弥佳

テーマ:季節の室らいレッスン

季節の室らい
季節の室らい
2026年1月「季節のしつらいレッスン」のテーマは、
**紅梅色(こうばいいろ)**

紅梅色とは、厳しい冬の名残をやさしくほどくように現れる、静かな春の色。

霜や雪の冷え込みの中でも、梅は誰に誇るでもなくそっと花を開き、
「風待草」「春告草」として春の訪れを告げてくれます。

蕾の濃い色は「蕾紅梅(つぼみこうばい)」
やわらかく淡い色は「薄紅色(うすべにいろ)」
単なる“薄いピンク”では言い表せない、香りまでも含んだ奥深い色合いが紅梅色の魅力です。

【花材】   【品種名】 
ラナンキュラス(シロッコ/小春てまり)
バラ     (アバランチェ/スイートアバランチェ)
スイートピー (恋かすみ)
カーネーション(コマチ)
チューリップ (ノースキャップ)
青文字
テマリソウ

といった花々が、長崎・香川・和歌山・愛知・宮崎・兵庫・富山・熊本、そしてベトナムから集いました。
それぞれの“お里”を思い浮かべながら花に触れる時間も、心豊かなひとときです。

ちなみに
チューリップさんは、
富山県高岡市の地元産ですねー。

さて、実は昨年
私は「アロマブレンドデザイナー」として
調香の学びを重ねておりました。

そこで教わったのは、
「どの香りが好きか」ではなく
「どんな場面で使いたい香りか」から考えるということ。

例えば私は、
立山山麓の澄んだ空気の中で、
白や淡いピンクの花に囲まれ、
やわらかな光を浴びているような情景を思い浮かべて…と。

その経験から気づいたのです――
この考え方は、
フラワーレッスンにもとても大切だ、と。

2026年からは、
“情景”や“言葉”からのインスピレーションを起点に
活けることを大切にしていきたいと思っています。
季節の室らい
季節の室らい
今日の「紅梅色」も、
冬から春へ移ろう空気や
静かに立ち上る香りを思い浮かべながら、
それぞれが自由に表現してくださいました。
皆さまの作品はどれも個性豊かで
本当に素敵でした。
季節の室らい

季節の室らい
本日の装いは
母から譲り受けた着物に
亡き恩師より受け継いだ由緒ある
加賀友禅「竹」の帯を合わせました。

「先生、本日も先生の帯を締めてお稽古しています」と、感謝の気持ちを胸に皆さまと過ごしました。

この「季節のしつらいレッスン」では
受講生の皆さまと同じ時間を
丁寧に共有しています。

花・色・季節・日本の美意識が重なり合う
穏やかなひとときです。

もし、
「あら、素敵なレッスンね」
「こんなお稽古なら通ってみたいかも」
と感じていただけましたら、
どうぞお気軽にお問い合わせください。
ぜひご一緒に。

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Mybestpro Members

石崎弥佳
専門家

石崎弥佳(フラワーデザイナー)

花まつフラワーアカデミー(万華苑)

北陸最大級の実績を誇るフラワースクールです。在籍10年以上の生徒さんが現在200名超え、年齢問わず通って下さっております。花のプロを目指すフラワー装飾マスターコースの修了生は400名を超えました。

石崎弥佳プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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