とっても寒い日にお花のレッスンにようこそ
今日彩りは「桜と空」から。
桜を構成している色での組み合わせです。
桜の美しい写真を鑑賞し
ナチュラルカラーリストのカラー分析
そして桜を詠んだ万葉集2首の朗誦。
万葉集の編者である大伴家持さんですが
ここ越中に国府として5年間過ごされていました。
桜の咲くちょうどこの季節に
この土地でどう過ごしていらっしゃたかが
万葉集を詠むことで分かるのです。
それは今から1300年前のお話でして。
詠んでいくと
四季の自然の美しさを常に喜び
愛情深く、優しくって、高貴で
植物に敬意を表していて素敵なのです。
あー、桜を見ながら、万葉人は
こんな優しい気持ちになっていらっしゃたのですね。
そうか現代人の私も…と、
教えてもらえることがいっぱいです。
で、とても優しくなれたところで
フラワーアレンジを制作!
メインの花材は桜色の大輪マム(菊)
品種名は「ロサーノ・シャルロッテ」
産地名 愛知県
とっても美しくって、華やかな花姿!
最高です!
今日は当社バイヤーSさんより
受講生の皆様にといった
愛知県マムの素敵な説明書まで
いただきました。
そこには
「日本の『菊』から世界の『MUM マム』へのストーリー」も
書かれています。
そのほかの花材 品種名 産地
ナデシコ 初恋 大阪
ハゴロモジャスミン 鹿児島
ガーベラ レモンアイス 福岡
バニーテール 福岡
桜コマチ 佐賀
スートピィ サクラ 愛知
ラナンキュウラス 綿帽子 長野
デルフィニュウム プラチナブルー 愛知
4月8日は「お花まつり」の日にもあたります。
花の咲きにぎわう季節なのでして
お花いっぱい使ってのアレンジをみんなで
楽しみました。
「甘露飴」がなめたくなった?…。
それはなぜかも、今日の講義のネタにはあったのです。