小暑のころの室らい
本日のレッスン 使用花材 と 産地
孔雀草 熊本県上益城農協甲佐氏支所
ダリア シベリア 長野県
テッセン デュランディ 長野県
ビバーナム スノーボール 長野県
アルストロメリア 長野県
ブプレリュウム 長野県
ブルーレース 愛媛県
アイビー 鹿児島県
「爽やかな風に乗って」が本日の色彩メッセージ
花束です。
麻ひもで結んで仕上がています。
スポンジに挿すアレンジよりも難易度は高いと
そうは思いますが
お稽古で繰り返し学んでいただきますと
すぐに楽しめて、きっと上手になります…。
是非、ごいっしょに…。
昨日の生徒さん作品↓
色合わせは「藤」の花から取り入れて。
万葉集には、「藤」を詠んでいる歌がたくさんあって
ここ越中で大伴家持さんが
「思うどち」(これは、気の合う仲間たちのことですが)と
藤の花を見て、たくさんの歌を詠んでいます。
よーく、いろいろな歌を詠んでいくと、
実は1週間に2回(1回目の藤見の6日後にも)
みんなでそこに来ている模様でした。
そのことに、へええ…と、私は感動したのでした。
私たちの桜の花見で言うと
三部咲きで一度花見をして
満開になったときにもやっぱり花見に行って
みたいな感じ…。
ほほえましいの。
美しい季節の風景で、魅力的だったんですよね。
その歌を詠んだ日付もあるのですが
いまからざっと1,268年前のこの5月に
私のすんでいるすぐ近くの越中において
藤の花を
若い貴公子のグループが
ほのぼのとうっとりと眺めている姿を
思い描くだけでも、
とても素敵な気持ちになります。
そうです、そのときには
「爽やかな風が吹いていたんですよね。」
お花とは、今も昔も、
人の心をつかむのですよね。
綺麗で、美しくって、可憐で…。
お花にあわせて季節の万葉集を3首
みんなで詠んだのですが
とってもいいのです。
花まつフラワーアカデミーHP