杉本一洋先生による　こだわりの花Lesson

2016年2月13日公開 / 2017年2月3日更新

杉本一洋氏指導による花Lesson。
本日の第2部は緻密な作業の連続のデザインを、
ご指導いただきました。

今回はまた
器に吸水性スポンジをセットするところから
隙間なくセットしないといけないのです。
先生より事細かな指示が飛びました。
やってみてくださいと言われた事を
しっかり受け止めて完璧に指示通りに
みんなはやってはみたのです。

おおよそに、適当にでは
最後の仕上げに狂いがでてしまうのです。
あららら…
考える事は美しい作品作りには
手を抜くところは無い
緻密に計算された
無駄なく意味ある作業を繰り返す…。

隙間といってもほんのちょっとの隙間で
ナイフで薄く薄くスポンジを皮一枚
はがす感じの作業を繰り返していくことで
上手に収まるのでして、
ぎゅうと上から押すのはもってにほかで…

まあここまでの繊細さを
今までに要求された事は無かった…。
でもやれば出来た。
と、こっそりと受講生は思ったりしたのでした。

一番最初の先生が要求された作業が
これでございましたので、
この次からの作業も
俄然みんなは
より繊細に、より几帳面に、
より精密に、丁寧に…と
連なっていったのでした。
今まで通りでは進歩がないのです。
今日は心して慎重に取り組んでみよう！
そんな感じ…。

あら？これは、指導者の目論見？
作戦？だったのでしょうか。
先生はとっても持って行き方がうまい！と、
そう思った次第です。

ええええ、
へええええと
先生よりの
こだわりの一手一手の指示により
受講生は
奥深い魅力的な作品が仕上がっていったのでした。

当たり前の使い方ではなく
その植物素材をいかした
希少価値を高めるほどの
たどり着いた美しい表情の魅せ方に
これは芸術的と
そんな風に感じた
受講生の一人の私がおりました。

大変に美しい作品になりました。
とても勉強になりました。

３月は金澤忍氏をお迎えいたします。