小暑のころの室らい
今日のレッスン花材と産地
グロリオサ ルテア 高知
スプレーマム 和歌山
レースフラワー 千葉
トルコキキョウ 福岡
アンスリュウム 台湾
アイビー 鹿児島
ミスカンサス スリランカ
スプレーバラ 愛知
青もじ 熊本
秋の山野草の写真鑑賞して
その写真からのナチュラルカラー(色分析)を確認して
それには、主役・脇色・第三役まであったりします。
そして、感謝につながる読み物資料を理解して
季節の石崎お勧め万葉集の朗誦と解説
そして実際にお花を構成する
と言った流れでの「季節の室らいレッスン」となっております。
お花を活けるだけではなく
季節に合わせて
いろいろ興味深いお話が盛り込まれております。
中でも今日の万葉集についてですが
「赤」という色に関連性を持たせて
ひとつは、韓藍の歌をご紹介したのです。
韓藍とは鶏頭のこと、どうして韓藍と名づけられたのか?
万葉の時代には、どこで栽培されていたのか?
この韓藍を女性にたとえるとどんな人か?
と、とっても興味をそそったお花のお話になったのでした。
そして二つ目の「蓼(たで)」を読んだ万葉集も愉快な感じ。
またまた、蓼を女性にたとえるとどんな方?
さて?
三つ目の歌は時の皇子さんが読まれた歌だったのですが
紅葉(黄葉)の風景を
乙女が織る「錦」にかけて、詠まれています。
私はそんな時、あの誰かさんがカラオケでよく歌われる
あの歌が歌いたくなったのですが
皆様の前ではやめときました…。
後に、遅れてお一人だけこられた
選ばれしあのYさんのみには、[特別やよ]と、
やっぱりせっかくだから、歌ってみました…。
皆様にとっては、
「なんちゃって万葉集ファン」の私の軽い解説が
ちょうど難しくなくっていいと言ってくださるにつけ
私は次々に新しいその歌の読まれた情景を想うことをしてみては
自分が一番うきうきとして花レッスンに望んでおります。
そんなこんなで、
いたく真面目で真剣にとっても楽しいお話と
しっかりとちゃんとした?「お花の構成」のレッスンを
今日もさせていただいたのでした。
仕上がりについては、皆様大変お上手なのです。
さすがです。
また、一緒にお勉強いたしましょうね
前日のレッスン記事はこちら