春のめざめの彩りで
暦の上では立秋。
秋とは言うもののまだまだとっても暑いです。
お花は持ちにくい頃ではありますので
構成は
野ばらの長い大きな枝がお一人3本。
そこからのスタートです。
野ばら3本を直径30cmの平皿に
野ばらだけで十分素敵に見えるようにゆっくりとデザインしました。
スポンジは使用しません。
枝は、花留めにもなるようにといった役割も考えて入れます。
野ばらだけでも本当に素敵にはなったのですが
せっかくですので、夏こそ花贅沢!
本日も結構いっぱいの花材を使用いたしました。
色のメインは「萩の花の彩り」。
萩の花は、ナチュラルカラーリストでは「アクアの赤色」といった色彩。
ちょっと冷たそうな赤色ですので
本日のピンクの薔薇や、千日紅のローズ色と一緒な色味です。
プチアスターのピンク色より、千日紅のローズ色を強調された方のほうが
萩色がはっきりしました。
この作品の飾り方ですが
暑い時期ではありますので、
お花が枯れてしまったら、ちょっとづつ抜いていく。
そして寂しくなったなら、新しいお花を少し足していく。
そうするとこの作品は
きっとこの時期でも1ヶ月間飾っておくことも可能となります。
きっとちょっとづつ野ばらは赤く色づいてきます。
可愛いのです。
皆様それぞれ、違ったスタイル。
なかなかいいんじゃないでしょうか。