春のめざめの彩りで
本日は私の担当する
本部プロフェショナルコースの開催日となっておりました。
2階にある教室からの風景ですが桜が満開でございます。
気持ちがいいです。
今日もたくさんの受講生の皆様がお越しくださいました。
感謝です。
今日の季節のテーマですが
「かたかご(かたくり)の咲く原風景」
万葉集 巻19・4143
もののふの 八十をとめらがくみ乱ふ
寺井の上の かたかごの花
大伴家持さんがここ越中で詠まれました。
万葉集は大好きです。
1300年ほど前の若き貴公子さんが
この地で、
この私たちが今も目にしている美しい季節のお花を観賞して
何を思っていたのだろうと
思いを馳せるだけで
美しい心、自然を育む心が、ふつふつと感じれて
心が豊かになります。
四季のあるとっても自然に恵まれた
いい国、いいところに
私たちは住んでいるんだなあと幸せを感じれるのです。
角ばった感じの時でも
まあるい気持ちになれます。優しくなれます。
万葉集はそのほか何首かをみんなで朗誦し
そしてカタクリの咲いている原風景の色合わせで花のアレンジです。
本日の使用花材ですが
花付きジャスミン アイビー テッセン ナデシコ 孔雀草 チューリップ
とっても可憐で
なんて美しいお花たちなのでしょうか。
ジャスミンがまた、なんていい香り…、うっとりでございます。
その後は受講生の皆様の
持ちうる「腕」を振るっていただき
構成は「横たえて」でございましした。
今日の皆様の作品ですが、
それはそれはいい感じとなったのです。
お上手。
現在テッセンはつぼみでしたが、
これが開いてくれるとそれはまた一段と素敵になると思えます。
こんなお花レッスンは、いかがでしょうか。
楽しいのです。
お勧めです。
是非、ご一緒くださいませ。