小暑のころの室らい
今日はプロフェショナルコースのレッスン日。
プロフェショナルコースでは、毎月、
季節に合わせた、万葉集を受講生の皆様といっしょに
お勉強しています。
私は、にわか万葉集ファンでございます。
四季折々の植物が詠まれている万葉集
万葉人はとても季節を敏感に感じることをしていました。
現代人も、もっと季節の移り変わりに敏感になったほうがいいかと存じます。
現在の2012年の秋を、お花を眺めて、月を眺めて、風を感じて
仲間と過ごすと、心豊かに、自然に感謝し、
自分の生きていることに
さらに喜びを感じることができるようになると思います。
1300年前の万葉集に詠まれている植物と、
今現在の植物はまったく同じで
その歌に触れた時に、その植物に出会う季節になった時に
そうか、こんな風にこの植物を見つめて思うことで
すごく考え方が優しくなり、美しくなり、感性が高まると
実感してきております。
万葉集の編者と言われている大伴家持さんが
越中の国府として5年間ほどここ高岡伏木に赴任していました。
高岡では本日より全万葉集を3昼夜詠み続ける
高岡万葉朗唱の会が開催されています。
私は今年に限って
申し込みをするのを忘れてしまっていて
出場はしないのです。
母と連続出場を目指していましたのに、残念でした。
で、しょうがないので
本日のプロフェショナルコースでは
高岡古城公園で朗唱しているかのごとく
リクエストにお答えして
節をつけて、萩の歌、黄葉(もみち)の歌を
朗唱してみたのでした…。
これは、ちょっと照れるのですが。
受講生のお一人のYさんですが
来年出場してみたいので、
是非一緒に…、と本気で言ってくださいました。
来年、是非ともでございます。
他の皆様も、もしよろしかったらご一緒しましょう。
今日の季節の写真は「夢の平の秋桜」
あれっ、秋桜と萩ですが、ナチュラルカラーリスの色彩表現では
「アクアの赤」に分類されていて、ほとんど同じ彩なのです。
とっても美しい秋の赤です。
バラの「イブピァッチェ」を3本使っています。
なんて美しく、なんていい香りなのでしょうか。
明日、お祭りなので、この花飾るわ、嬉しいわと言われたHさんも
仕事が最近とっても忙しくて、
ここのところ休みなしで働いているのと話して下さった方Yさんも
とっても上手に仕上がっていました。