通夜と告別式には両方とも出席した方が良いのでしょうか
30年程前、殆どの葬儀が自宅で行われた頃は、夜通しで通夜弔問に訪れる方を受付に
待機させ、お待ちしたものでしたが、最近ではそういった風潮も殆ど見られません。
通夜の参列に遅刻してしまった場合、通夜は僧侶の入場、読経、焼香という流れで
続くので、開始時間から30分位であれば静かに一般焼香の列に着席します。ただし
受付に誰もいない場合には、遅刻を詫びて遺族に直接お香典を手渡しし、可能であれば
焼香(線香)をするのが良いでしょう。
開始時間に間に合わせられるのが理想ですが、忙しい中で出席することになりますので、
出来る限り誠意を見せることが大切です。同じように遅刻する場合であっても、
少しでも早く到着出来るようにするのがマナーですので、出来るだけ予定を調節するように
しましょう。告別式に参列出来ない場合には、弔意を示せる唯一の場となりますので
尚更です。
親しい関係であっても都合でどうしても通夜に参列できない場合には電報(弔電)などを
打ち、初七日までに届くように香典を郵送します。その場合不祝儀袋に包みお悔やみの
手紙を添え、現金書留で郵送します。その後四十九日の忌明けまでに弔問するように
したいものです。故人が上司の場合には代理を立て、代理には参列できない理由を説明
してもらって本人も後日に弔問すると良いでしょう。
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