認証に向けての体制作り

羽田一彰

羽田一彰

テーマ:小規模組織にあったマネジメントシステム

今までも書きましたが、コンサルタントの支援を受けることは必須ではありません。自分たちだけで取り組めるなら、その方がよいでしょう。

コンサルタントの支援を受ける、受けない、どちらにしても認証に取り組むための組織作りは必要です。

最悪なやり方は、担当者を決めて、その人に丸投げするパターン。
意外と経営者がやりがちです。

経営者自身がISOがよくわからないから、とりあえず担当者を決めて、その人に”一任“”すべてお任せ“という名の丸投げ。

経営者が逃げ腰なので、丸投げされた担当者以外は知らん顔。
結果、担当者が追い込まれ...(その先はご想像にお任せしますが)、うまくいかない。
経営者は担当者に「君に任せたのに何たるザマだ!」と怒鳴り散らすだけ。

ま、こういう会社はコンサルタントとしても、審査員としてもお付き合いしたくありませんね。」

コンサルタントとしてこういう会社に遭遇してしまった場合は、まずは社長の巻き込みを図ること最優先課題。そもそも、プロジェクトのミーティング等に毎回出席は必要なく、進捗や課題などを共有し、共に取り組んでもらえばOK。それがダメなら、社長が消極的であればお断りします。これは中小企業の場合。中小企業はよくも悪くも社長次第です。

一方、大企業の場合は、専門部門が置かれているので、この手の心配は不要。むしろ、企業規模が大きい分、意思決定に時間がかかることが多いことが心配。

さて、体制作りですが、まずは認証するまでを想定したプロジェクトチームを結成します。
当社のお客様は中小企業が多いので、それを想定します。

メンバーはISOの責任者(管理責任者)候補をリーダーに、関係各部門から最低1名選出します。
プロジェクトチーム結成に関する注意点は、ISO9001に取り組むなら現場の人を必ず入れること、ISO27001なら社内のIT管理担当者を入れることです。

いくらマネジメントシステムだからといっても、現場を除外してはいけません。また、ISO27001はIT関連の対策が重要であり、IT用語も登場するので、わかる人がいた方がスムーズに進みます。

めでたく、プロジェクトチームを結成したところで、次回はその役割について書きます。

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羽田一彰
専門家

羽田一彰(ISOコンサルタント)

S&A JAPAN株式会社

中小IT企業を中心に、ISO9001、ISO27001やISO27017などの認証取得を支援。少ない文書で現場コンサルタントの力を借りずに運用できる仕組みづくりを重視。企業の成長を後押しします

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