知っておきたい「資産の置き場」って? 投資初心者が知らなかった資産運用
(RIA JAPAN広報部記述)
このシリーズは、4年以上RIA JAPANのコラムを読んだ投資初心者に依頼して、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について執筆いただきます。
投資初心者さんの執筆記事は第196回目になります。
今回の内容は非課税制度の税制メリットについてです。
誤解が無いように一部表現を校正した箇所があります(*)は編集部校正。
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利益の約20%が税金で差し引かれる重み
20%と聞くと、どれくらい大きい数字なのか、実感しにくいかもしれません。
ですが、100円で買えるものに20%分が上乗せされると、支払う金額は120円になります。
逆に、100円受け取れるはずのお金から20%差し引かれると、手元に残るのは80円です。
こうして考えると、20%という数字は決して小さくありません。
投資でも、利益には通常20.315%の税金がかかります。
つまり、資産運用で利益が出ても、そのすべてが手元に残るわけではないのです。
もし、この税金の負担を軽くできる制度があるとしたら、使ってみたいと思いませんか。
(*図表はRIA JAPANがイメージ作成)
資産運用で考えると差はもっと大きい
もう少し、資産運用の場面で考えてみましょう。
たとえば、150万円で買った資産が250万円まで値上がりし、そこで売却したとします。
ここでは手数料は考慮しません。
この場合、利益は100万円です。
一見すると100万円の利益はとても大きく感じます。
しかし、通常の課税口座では、この利益に20.315%の税金がかかります。
すると税額は20万3,150円となり、手元に残る利益は79万6,850円です。
100万円の利益が出ても、手元に残るのは約79万7,000円。
税金だけで20万円以上が差し引かれる計算です。
しっかり利益が出ていてもうれしい一方で、
「思ったより残らない」と感じる人も多いのではないでしょうか。
それだけ、税金の影響は大きいのです。
非課税制度を使うと、手取りは大きく変わる
そこで知っておきたいのが、非課税制度や税制優遇制度です。
代表的なものが、NISA、iDeCo、企業型DCです。
NISAでは、制度の範囲内で投資した金融商品から得られる運用益(売却益・配当・分配金)が非課税になります。
一方、iDeCoや企業型DCは、公的年金に上乗せするための制度で、運用益が非課税になるほか、拠出時や受取時にも税制優遇があります。
つまり、同じように投資をする場合でも、
「何に投資するか」だけでなく、「どの制度を使って投資するか」によって、最終的な手取りが変わってくるのです。
条件や上限額は制度ごとに異なりますが、
本来なら税金として差し引かれる分を手元に残しやすくなるのは、大きなメリットでしょう。
約20%の差は、運用で埋めるのが簡単ではない
20%の利益を投資だけで上乗せして取り返そうとするのは、簡単ではありません。
相場環境によっては、何年もかけてようやく到達することもあるでしょう。
それが、制度を正しく使うことで、税金として差し引かれるはずだった分を守れるとしたらどうでしょうか。
これは、運用で大きな利益を狙うのとはまた違う、確かな差になります。
コストは利益を押し下げる
投資では、手数料ばかりに目が向きがちです。
ですが、税金もまた、利益を押し下げる大きなコストのひとつです。
コストが増えれば、その分だけ手取りは減ります。
だからこそ、資産運用では「どの商品を選ぶか」だけでなく、
コストをどう抑えるかも大切な視点になります。
制度を使うだけで、利益にかかる税金の負担を軽減できる可能性がある。
そう考えると、非課税制度や税制優遇制度を活用する意味はとても大きいのではないでしょうか。
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(以下、編集後記)
今回、投資初心者さんには、非課税制度の税制メリットについて執筆いただきました。
これから投資を始めようという方は、「何に」投資するかに注目しがちですが、
まず「どの制度を使って」投資をするかを考えることも、とても重要です。
非課税制度の優位性については、RIA JAPANでも継続的に発信してきました。
その一部を紹介します。
・ダイヤモンドオンライン コラム
NISA、iDeCoなど、20%トクする非課税制度をフル活用する基礎知識
・著書「お金を増やすならこの1本から始めなさい」
P230より非課税制度について解説しています。
「お金を増やすならこの1本」Amazon販売ページ
・YouTubeチャンネル「所長解説のおカネ学」
繰り返しになりますが、本記事はRIA JAPANが、投資初心者に弊社発信のコラムで、「なるほど!と感じたポイント」や「投資を始める前に知っておきたい!」と感じた内容について記述してもらったものです(第196回目)。
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